素敵な時間を、LEVINと共に。

日々の中で見つけた素敵な出会いを大切にしたいと思っています。

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6年目の再会

国立西洋美術館で開催されているカラヴァッジョ展に行ってきました。

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは1593年ミラノで生まれた画家です。
人間や静物を写実的に描き、光と影をたくみに使った表現はその後のバロック絵画に大きな影響を与えたと言われています。

ローマに住んでいた2010年にローマでカラヴァッジョ展が開催されました。
その年はカラヴァッジョ没後400年で、それを記念しての展覧会でした。

今回の日本での開催は、日本とイタリアの国交150周年を記念しての開催でした。
理由がなんであれ、こうしてカラヴァッジョに接することができたのは幸せです。

図録は2010年にローマでもとめたものです。

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国立西洋美術館はユネスコの諮問機関国際記念物遺跡会議(イコモス)が『国立西洋美術館を含む7か国17資産で構成される「ル・コルビュジエの建築作品」』として世界文化遺産に登録するよう勧告されました。

開館は昭和34年だそうですが、古さを感じない建物です。
でもそのどこが素晴らしいのかは素人にはわかりません・・・。

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今回の目玉はなんといっても「法悦のマグダラのマリア」です。

マグダラのマリアは元は娼婦でした。
でもイエス・キリストに出会い悔悛し、イエスの死と復活を見届けた証人とされています。

この絵は1610年にカラヴァッジョが亡くなったときに持っていた3枚の絵のうちの1枚と考えられています。
でもその存在はわからず、なんと2年前の2014年に個人の所蔵品の中から発見され、カラヴァッジョの真筆と鑑定されました。

この美術展にて世界初公開となりました。

20160529 maria
画像はインターネットに公開されているものをお借りしました

カラヴァッジョは38年の生涯で60点あまりの作品しか残していません。

6年前のローマでのカラヴァッジョ展で観た絵をすべて覚えていませんが、ローマの教会や美術館で観た絵が何枚かありました。
それらの絵と対面すると、その絵を観たときの情景だとか、ローマの街並みなどが想い出されました。

マレーシアでは一度も美術館へ行く機会がなく、文化的な生活から遠ざかっていました。
なので日本に戻ったら美術館巡りをしたいと思っていたのになんやかんやと忙しくしていて、美術展の情報をいろいろ得るものの出かける気分になりませんでした。

帰国後初の美術展がカラヴァッジョ展というのは、もしかしたらカラヴァッジョが私を呼んだのかもしれません。



このたびの美術展ではカラヴァッジョから影響を受けた画家の作品の展示もありましたが、ちょっと珍しい題材の絵がありました。

タンツィオ・ダ・ヴァラッロという画家の「長崎におけるフランシスコ会福者たちの殉教」です。

1597年、豊臣秀吉の命により長﨑で26人のキリシタンが磔になりました。
これは遠く離れた西欧に大きな衝撃を持って伝えられました。

その後1627年に教皇ウルバヌス8世により「日本26聖人」として列福されると、多くの画家がそれを題材にして絵を描いたそうです。初めて知りました。
舞台が長崎、つまり日本なのに人々の顔も服装も西洋的なところに目がいきました。
当時はテレビもインターネットもありませんから日本の様子は想像で描いたのでしょうね。

20160529 nagasaki
画像はインターネットに公開されているものをお借りしました

国立西洋美術館へ行くと必ず見たくなるのが、ロダンの「考える人」です。

これを初めて見たのは小学生のときです。
あれからずっと考えているんですねぇ・・・。

20160529_150651 O

もちろんLEVINはお留守番でした。

20160521_133457 O

LEVINでしゅ。

僕はお留守番だったけど、お母しゃんはどこかすっきりした顔をして帰ってきたよ。
芸術はお母しゃんの澱んだ心を洗い流してくれたのかな?


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Comment

 

カラヴァッジォ展の話を聞けば聞くほど行きたくなりました。

「法悦のマグダラのマリア」の絵も???が。
何故おなかがポンポコリンなのか?
おなかの上に何かカボチャのようなのを載せているのか?
左肘の下のドクロも気になります。

私「磔」の字も読めませんでした。
今更ながら絵の中の26人のご冥福を祈りたいと思います。
  • posted by ままままさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.01 01:33 

 

おはようございます。

先日上京した折行きたいな~って思ったのはこの展覧会と伊藤若冲展でした。
両方叶わぬ夢となりました。
見せていただいて嬉しいです。そしてゆんこさんが行かれたことに関してもよかったなぁ~って(笑)
毎日お忙しいですものね。

テレビでこの画家のこと知りまして 知らずぬ何点かはどこかでめぐりあっているかもしれませんが全く分からず、これからは意識できます。
  • posted by yasukonさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.01 07:07 

 

国立西洋美術館が世界遺産に登録されるのは本当に嬉しいです。
カラヴァッジォ展の紹介はTVでやっていましたが、
このマグダラのマリア、、、官能的な作品ですね。
この赤の色は彼が追い求めた赤色だそうです。

殉教の作品。
この時代を物語る酷い作品ですね。
主への祈りが聞こえそうです。

ロダンの考える人。。。
<これを初めて見たのは小学生のときです。
あれからずっと考えているんですねぇ・
ウフフ、ゆんこさん楽しい方ですね。
  • posted by 野いちごさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.01 16:06 

 

ゆんこ さん

こんばんは
国立西洋美術館の世界文化遺産に登録は、ニュースでみました、なんともうれしく感じました。
ミケランジェロは、彫刻家しか知りませんでした、
勉強になります。
美術館には、何年もいってないなぁ、
感性を磨かなくては、ボケるばかりに・・

  • posted by しろさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.01 18:48 

 

あ~このマグダラのマリア TVでやってました。絵画の知識がない私でもこの絵のなんとも表現の出来ない女性の顔が印象的ですね

学生の時、卒業旅行でフランス スイス
ドイツに行ってせっかくだからとルーブル美術館に行って見たモナリザは衝撃的でした。

それと同様な衝撃的な絵ですね

ちょっと見てみたかったです
  • posted by しゃおママさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.02 00:13 

ままままさんへお返事 

おなかが膨らんで見えるのはポーズだと思います。
ドクロは死を表しています。
マグダラのマリアの絵には必ず描かれています。
もう一度あの絵を観たくなりました!

長崎での殉教ののことはカトリック教会で大きな衝撃だったそうです。
  • posted by ゆんこさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.04 00:28 

yasukonさんへお返事 

若沖展も話題になっていましたね。
待ち時間が3時間以上と聞いて、カラバッジョ展も?と思ったらこちらは意外と空いていました。

美術館で絵の中にいるととても幸せな気分になりますね。
カラヴァッジョ展は東京だけのようですが、どこかで出会えると良いですね。
  • posted by ゆんこさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.04 00:29 

野いちごさんへお返事 

長崎での殉教のことが遠く離れた西洋で大きな衝撃だったという話は初めて聞きました。
改めて日本におけるキリスト教の受難を知りました。

ロダンの「考える人」は初めて見た「本物」でした。
なのでその衝撃は鮮明に覚えています。
そのときの展覧会は「モナ・リザ」でした。ですからパリのルーブル美術館で「モナ・リザ」を観たときは「また会えた!」という気分でした。
  • posted by ゆんこさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.04 00:29 

しろさんへお返事 

ミケランジェロは彫刻家・・・そうですね、カラヴァッジョの名前に「ミケランジェロ」はちょっと違和感を感じますね。
美術館は大好きです。あの独特な雰囲気も好きです。
でも最近は平気で大声で話している人がいて、あれは迷惑です。
ここでもマナーの悪い人がいる!
  • posted by ゆんこさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.04 00:29 

しゃおママさんへお返事 

マグダラのマリアの絵は世界に先駆けて日本で初公開だそうです。
個人の所有だそうなので、今度はいつ出会えるかわかりません。
カラバッジョ展はまだやっていますよ。ぜひお出かけください!
  • posted by ゆんこさんちゃんくん 
  • URL 
  • 2016.06.04 00:31 
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2006年6月に乳がんの手術を受けました。
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