プロヴァンス旅行記 セザンヌとの出会い(2009/12/24-31 vol.20)

エクサンプロヴァンスは画家のポール・セザンヌが生涯を過ごした街です。
そのセザンヌが1901年に建てたアトリエが残っていて、中を見学することができます。![DSC05525_640[1]](http://blog-imgs-43-origin.fc2.com/s/u/t/sutekijikan/20100208222738f09s.jpg)
建物の中は撮影禁止でした。
セザンヌが今しがたまでここで絵を描いていたかのように、絵筆やキャンバスが置かれていました。
またセザンヌが描いた静物画で観たことのある花瓶や頭蓋骨(!)もそのまま置いてありました。
このアトリエからさらに坂を上っていくと、セザンヌが好んで描いた「サント・ヴィクトワール山」が見える広場があります。
この山を実際に見るまでは「なぜそんな山の絵を何枚も何枚も描いたのだろう」と思っていましたが、一目見て、その気持ちがわかったような気がしました。
山肌が白いこともあって、穏やかな田園地帯の向こうにすくっと立つ姿が神々しく見えます。
広場には、セザンヌが描いた「サント・ヴィクトワール山」の絵の写真が展示されていました。
セザンヌは本当にこの場所からあの山を見ていたのですね。
街中にもセザンヌの足跡がたくさんあります。
アルルのゴッホの足跡と同じように、ここでもこのマークをたどって行くと、セザンヌの生涯に触れることができます。

ここはセザンヌが晩年に住み、亡くなったアパートです。
「1906年10月23日、ここで亡くなった」と書かれています。
特に記念館になっている様子はなく、今も普通の暮らしが営まれているようです。
セザンヌのお葬式が行われた「サン・ソヴァール大聖堂」です。
裕福な家に生まれたセザンヌですが、私生児であったために父親の愛情はそれほど受けなかったそうです。そのためか、貧しい人々への思いは強く、ミサに出かけるたびに小銭をどっさりと持って行って、人々に分け与えたそうです。

教会の中のステンドグラスです。
セザンヌの作品ではありませんが、慈悲深いセザンヌにぴったりな感じがします。

歩き疲れたので、街のカフェで休憩しました。
こちらもセザンヌがよく通った「レ・ドゥ・ギャルソン」です。
タルトタタンをいただきました。

「1792」というのは創業年でしょうか。当時の日本は寛政の改革の真っ最中・・・!
歴史があるカフェなんですね。
プロヴァンス旅行記 エクサンプロヴァンスの街(2009/12/24-31 vol.19)
アヴィニョンからエクサンプロヴァンスまで車で1時間です。

こちらもクリスマス・マーケットが開かれており、大賑わいでした。
イタリアでは「プレゼピオ」と呼ばれるものが、この辺りでは「クレッシュ」と呼ばれています。
そしてそこに飾られる人形のことを「サントン」、プロヴァンスの言葉で「小さな聖人」という意味だそうです。
聖家族の他に、プロヴァンスの人々の暮らしや衣装を表現した人形がたくさん売られていました。
土台は石膏で作られ、大きなもの(高さ20cmくらい)はこのようにプリント地の服を着ています。

中には、こんなにおどけた感じのものも・・・。


こちらは高さ10cmくらいのもので、一番種類が多かったです。
毎年少しずつ数を増やしていくのも楽しみの一つなようで、メモを片手に人形を選んでいる方がいました。

ここでもLEVINは注目の的でした。
パピヨンはフランスが原産とも言われているので、きっとフランスへ行けばたくさんのパピヨンに会えると思っていたのに、一匹も見かけないどころか、フランス人からも「その犬、何という品種ですか?」と聞いてこられました。

街中で見かけたお菓子屋さんです。
これ、全部クッキーです。上手に積み上げてあります。

こちらもお菓子屋さんです。
クッキーやキャンディ、チョコレートが棚いっぱいに並べられていました。

こちらのお店はかわいい缶が別売りされていて、それに好きなものを好きなだけ詰めてくれるようでした。

市庁舎前の広場です。
暗くみえますが、まだ夕方の5時前です。

街の中央を走る道路上にも、きれいな電飾が施されていました。

ホテルが街中から少し離れていたので、夕食はホテルでいただくことにしました。
夫が食べたフォアグラのステーキです。いったい今回の旅行で何度食べたのでしょう・・・。
フォー。
デザートです。
ケーキにスポイトが突き刺してあって、その中にはラム酒が入っていました。
食べるときに自分でぴゅっと押して、ケーキにラム酒を浸みこませます。おもしろい演出です。

アイスクリームも、食べられるお皿に乗せてありました。
絵具を落としたようなソースが、おフランスですねぇ・・・。


LEVINも一緒にどうぞ、と素敵な調度品に囲まれた小さな部屋に通されました。
他の方達に気がねすることなく、私達3人だけで静かに過ごすことができました。
LEVINのご飯
そんなLEVINのご飯を手作りするようになってから、「う」が変わりました。
カリカリフードを食べさせているときは、一日に3〜4回位「う」をしていました。しかも臭いのを・・・。
それが手作りご飯を食べるようになってから、一日1回か2回で、ほとんど臭いません。
「う」は体に吸収されなかったものの排泄ですから、手作りご飯にして、体に栄養がたくさん吸収されているのでしょうね。
それから体重が減りました。
こちらのワンちゃんは、そのほとんどがメタボちゃんです。それに目が慣れてしまって、LEVINは痩せすぎだなぁとずっと思っていました。ところが体脂肪率を図ってもらったところ、標準と太り気味の境くらいでした。決して痩せてはいなかったようでした。
今は2.8kg位で落ち着いています。

さて、その手作りご飯ですが、私流に気楽に作っています。
特にLEVIN用としての食材を用意せずに、私達が食べるのと同じものを食べさせています。
ただお肉だけはこだわって選んでいます。
家からバスで10分くらいのところに市場があります。お肉屋さんだけでも10軒以上並んでいます。
全てのお店を覗いてみて、まずはお肉の臭いを嗅いでみます。注意してみると、お店によってはぷ〜んと臭うところがあるんです。
もちろんお肉もよく見ます。
お店の人の応対も大事なポイントです。ちょっとした会話の中にお肉に対する愛情(?)を感じることがあるからです。
買ってきたお肉はフードプロセッサーにかけてミンチにします。
もちろんお店でもミンチにしてくれますが、自分でするほうが安心です。
そしてこれを小分けします。
本当は新鮮なお肉だけを食べさせたいのですが、1回の量が30gなので、毎回それだけを買ってくるのは不可能です。それで冷凍にしています。
お肉を買った日付、場所、部位を書いておきます。
お肉はこの他に七面鳥や馬肉も食べさせています。
これらのお肉と、その日私達が食べる野菜、玄米かクスクス、作り置きしてある鶏ガラスープやこんぶ汁、干しいたけの粉等を和えてLEVINのご飯の完成です。
最近ふと気付いたのですが、市場へ行っても、まずLEVINが食べられるものを一番に買います。それから自分達の食べ物です。
ですから、LEVINのために取り分けた残りを、私達が食べているような気がしてなりません・・・。

誕生日当日は友人との外食でしたので、昨日お祝をしました。
と言っても、いつものご飯をゼリーで固めてケーキ風に仕上げただけです。
Buon Compleanno!

プレゼントは?
初物を笑いながら食べて75日長生き!
こちらで売られている野菜の中には、日本ではあまり見かけないものがあります。
私はなかなか初めてのものに挑戦する勇気がないので、そんな野菜をいつも横目で見ていましたが、ついに買ってしまいました・・・。(大げさ!)
まずはこれ、「Broccoli Romani−ローマのブロッコリ」です。

タイミングよくしろさんがこの野菜のことを記事にされていました。そこには「ロマネスコ」と書かれていましたが、何語なんだろう・・・。
ただ・・・房を切り分けているとき大きなナメ○ジがにょろっとでてきて、足のない虫がダメな私は固まってしまいました・・・。本当は全部捨ててしまいたかったのですが、火を通せば大丈夫と自分に言い聞かせて、そのまま茹でて食卓に。
一口食べるたびに中をチェックしました。
ブロッコリやカリフラワーと大して味が変わらないので、たぶんもう買わないかな?
だから長生きはせずに足踏みです。
「初物を笑いながら食べると75日長生きする」というのは、その季節の出始めのものを食べるときのことを言うのですよね。
これらの野菜はいつの季節が旬なのか知りませんが、今の時期、どこのお店でも山積みされています。たぶん今が旬なのでは、と思います。

最近青い野菜、つまり葉っぱものが無性に食べたくなって、これも買ってみました。
Cicoria−チコリアです。
さっと茹でてオリーブオイルで炒めると、結構な量でも食べられます。少し苦みがありますが、それがまた新鮮な感じです。気に入りました。
まずは75日長生き!
これはBieta−ビエタです。

これもさっと茹でてオリーブオイルで炒めてみました。チコリアのような苦みもなく、癖のないお味でした。
クリーム煮にしても良いかもしれません。これもお気に入りに追加です。
さらに75日の合計150日長生き!
地元で採れる野菜なので新鮮で、しかもお値段も優しいのが嬉しいです。

夫の同僚からのおみやげです。
アメリカで売られている日本のお煎茶を買ってきてくれました。
それから「ボンタン飴」ならぬ「ボタン飴」です。お味は「ボンタン飴」でした。
アメリカで流行っているのかなぁ・・・。
これも初物ですから75日追加の225日の長生きが決定しました!
でも・・・長生きするのも良いけれど、1年でも2年でも若返るほうが良いなぁ・・・。

最後は証拠写真第2段です。
1月の料理教室で習ったものは、アクアパッツァ、カラスミのパスタ、ボンゴレのパスタでした。
アクアパッツァの復習は先日しましたが、ボンゴレのパスタはまだでした。別に友人からの「確認」はありませんが、「確認」される前に載せておこうということで・・・。
ボンゴレのパスタは自己流で作っていましたが、さすがプロの一技を習うと、味が格段に良くなりました。
ボンゴレのパスタにトマトを入れるのも初めてでした。そのトマトとあさりは火が通る時間が違うので、別々の鍋で炒めるのがプロの一技でした。

それぞれに火が通ったら一つの鍋に移してバターを入れます。
パスタが程良い固さに茹であがったら、それもこの鍋に入れて仕上げます。
テフロン加工のお鍋はあまり長い年月を使わずに、定期的に買い変えるものだそうです。
このお鍋はもう9年使っています。
5年ほど前に、このテフロン加工のフライパンを使うのをやめようと思って、チタン製のフライパンを買いましたが、結局使い慣れたこのテフロン加工のばかり使っています。
新しい門出を祝って
それからさかのぼること10日前くらいに、突然その人からメールがきて、「ローマに行くかもしれません」とのこと。風の便りに仕事を辞めたと聞いていたので、いったいどうしたのだろうと思っていた矢先でした。
夕食を一緒に食べることにしました。
待ち合わせをした夜のコロッセオです。

ローマ料理のお店へお連れしました。こんな路地の奥にあります。
ローマ料理の一つ、carciofi−カルチョーフィのフライです。
カルチョーフィとは英名「アーティチョーク」、日本語で「朝鮮あざみ」です。![67ea98c178[1]](http://blog-imgs-43-origin.fc2.com/s/u/t/sutekijikan/201002060340090e0s.jpg)
フライにすると、こんな感じです。
結構脂っぽいです。
仕事を辞めようと、もうずいぶん前から考えていたそうです。
でももし奥様が反対したら思いとどまるつもりでいたそうですが、すんなりと受け入れてもらえたそうです。
お話を伺っていると次の目標がちゃんとあって、既にそれに向けて歩みだしているようでした。
何の目的もなく辞めたのではなかったので、他人事ながら安心しました。
食事を終えて外に出ると、コロッセオに満月がかかっていました。
その人の門出を祝福しているように思えました。
おみやげに頂いたものです。
海外を飛び回るお仕事をされていたので、外国に住む日本人が喜ぶものをよくご存知のようでした。
今セザンヌのお勉強をしてきましたが 何一つ知っている絵がありませんでした。ショボン・・・

ネ。
。






時々刻々と姿を変える富士山も、いくら撮っても、いくら描いても、終わりがない・・・
写真がとてもきれいで、感激しました。ありがとう !!
エミール・ゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」の中の一冊、『制作』の主人公クロードは、セザンヌがモデルだといわれています。
ゆんこさん、読まれていますか?
だけど作品発表とともに、幼馴染だった二人の関係は破綻してしまいます。
様々な理由があるようですが・・・
それにしても何気にそのまま保存されているというのは素晴らしいですよね。石造りで堅牢だということがあるにしても・・・
タイムスリップして、その場に佇むことができるのですもの。